保険診療
IBO TAKO UONOMEイボ・タコ・ウオノメ
イボ・顔の赤くないブツブツ
イボには、いぼウイルスによる感染症の場合と、老化や紫外線の影響により生じるものがあります。
顔にできる赤くないブツブツは様々なものが考えられます。
女性の眼のまわりに多発するやや水っぽいものは「汗管腫」、額にできる白っぽいものは「脂腺増殖」、
黄色っぽくつぶせばすぐ取れそうなのは「稗粒腫」などの頻度が高いです。
イボ |
冷凍凝固法 液体窒素を綿棒につけて患部に押し当てます。麻酔不要で 1つ10秒くらいで、冷たく少し痛いです。1~2週間おきに数回の治療が必要です。ウィルス性のイボ にはファーストチョイス。(保険適応) |
局所麻酔あるいは冷やしてレーザーで焼きます。 老人性のイボ に使います。 |
レーザー光で、ホクロの組織を焼き切ります。CO2よりさらに周囲へのダメージが少なく、早くキレイに治ります。 |
ブレオマイシン局注 抗がん剤を局所に注射する方法で、治りにくい 足の裏のイボ に使うことがあります。 |
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汗管腫・脂腺増殖 |
冷凍凝固法 あまりいい治療法がないのが現実です。冷凍凝固法で軽く治療していくのが一番キレイだと思います。多発する場合が多いので、切除やレーザーは跡が目立ってしまいます。 |
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稗粒腫 |
切開圧出 注射針で小さな切開を入れ、圧出すればキレイに簡単に取れます。麻酔なしでできて、跡も残りません。 |
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タコ・ウオノメ
幅の狭い靴、ヒールのきつい靴、安全靴などのような硬い靴を長期間履くことによって生じます。
芯がありクサビのように皮膚に食い込んでいてかなり痛いのがウオノメ(医学的には鶏眼といいます。)台地状に盛り上がりさほど痛くないのがタコ。どちらも削ったり冷凍凝固したりして取ります。
しかし同じような環境が続けば再発してきます。こまめに処置していけば再発しにくくなります。
子供の場合、ウオノメだと思っていてもほとんどがイボです。