保険診療
BODY ODOR,HYPERHIDROSISワキガ・多汗症
ワキガ(腋臭症)
腋窩(ワキ)には、アポクリン汗腺というニオイのする汗を出す器官があります。
この汗腺は全身にあるわけではなく、乳輪、ヘソの周囲、陰部そしてワキと限られた部位にのみ存在します。
アポクリン汗腺の発達のいい人は、汗をかいた時に体臭が普通の人より強くなります。また、そういう人は多くの場合皮脂腺も発達していますから、皮膚の常在菌が増殖してニオイがさらに強くなります。
異常にニオイの強い症状を腋臭症(ワキガ)と言います。
多汗症
多汗症とは、脇、手掌、足の裏、頭部などに以上に多く発汗する病気です。原因ははっきりとは分かっておりませんが、精神的刺激や緊張がそれほど強くなくても発汗するのも特徴です。本人が日常生活に困っていたり、症状がひどかったりすると治療の対象になります。
外用 |
1日1回使用する原発性腋窩多汗症治療薬があります。また、塩化アルミニウム水溶液を外用すると数日効果が持続します。 |
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イオントフォレーシス |
多汗症の部位を水道水に浸し、そこに微弱電流を流すことで生じた水素イオンが汗を出す細胞に作用し、汗を作りにくくする療法です。 |
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ボトックス注射 |
ワキに注射してアポクリン汗腺・皮脂腺の分泌を 低下させます。数ヶ月で効果はなくなりますが 分泌能力そのものも低下していくので、 持続期間はだんだん長くなっていき 治療しなくてもいい状態になることも多いです。 同時に汗の量も減ります。 |
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手術(皮弁法) |
腋窩のシワに沿って2箇所皮膚を切開し、においのもとのアポクリン腺を切除します。皮膚の血流が回復するまで約1週間のガーゼ圧迫と腕を上げないなどの安静が必要となります。 |
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針脱毛 ※ |
針脱毛で毛包を焼く時に、同時に皮脂腺はもちろんその近くにあるアポクリン汗腺も焼けます。針による脱毛でワキガも安全に改善されます。 |
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※保険が適用できる場合があります。
くわしくは、ワキ汗情報サイトをご覧ください。
※印の施術は塚本院で行なっております。